こんにちは、アイラです。
あなたは東大生の卒業後の就職先にどのようなものがあるかご存じですか?
また、高学歴なだけに年収についても気になると思いますが、実は無職の人もいたりするので、その割合も気になりますよね。
そこで今回は、一般的な東大生の就職先や年収、また、無職の割合についてお話するとともに、私が無職の危機に直面した理由やその後の行動、そして、その後どのようにして年収を倍以上に増やしていったのかについてご紹介しようと思います。
東大生の一般的な就職先は?
まず、以下が東京大学新聞社がまとめた2015年度の主な就職先です。
パッと見ても、知らない会社がないというほど一流企業の名前が並んでいますよね。
また、民間企業だけでなく、中央省庁へ就職する人も多く、官僚を養成するために作られた大学と言われるだけはあると思います。
では、このように大手企業や中央省庁へ就職することの多い東大生の平均年収はどうなっているかというと、大学別の年収ランキングで見るとしっかり1位に位置していて、その額は631.5万円。
なので、ボーナスを月割りにして月収換算すると、大体50万円となり、以外と多くないかも、と思ってしまいました。
最高学歴なだけに、余裕で平均年収1000万円、月収100万円は当たり前、と勝手にイメージしていましたが、そこまで現実は甘くないようです。
ただ、就職先の年収にもピンからキリまであり、先ほどの就職先トップにあった三井住友銀行は30代の平均年収が1000万円と言われているので、やはり年収上位のところでは30代の段階で年収が1000万円を越えている場合が多いのではないでしょうか。
実際、周りから話を聞いていると、給料が高めの会社に就職すると、30代で年収1000万円を超えることは当たり前に近い状態でした。
そうなると、やっぱり東大くらいの学歴があれば、卒業後のお金には困らないと感じるかもしれませんが、実は「無職」という東大卒の肩書きからは最も想像しにくい状況に陥っている人もいるのです。
その割合は、噂によると20%・・・
かなり高い数字だとは思いませんか?
頑張って勉強して東大に入ったのに、無職の人が20%・・・
これじゃ、頑張って大学受験のために勉強している学生にとって夢がありません。
では、無職の人が多い理由ですが、よく聞く理由は
1. コミュニケーションをうまく取れない
2. 社会に適応できない
3. 自尊心(プライド)が高すぎる
4. 大手企業ばかり受けて全滅
5. 司法試験崩れ
6. 博士崩れ
などですね。
1の理由はかなりイメージしやすいのではないでしょうか。
学校でコミュニケーションをうまくとれずに、クラスの端で勉強ばかりしていた同級生はいませんでしたか?
大体そんなイメージで合っていると思います。
そのようなタイプは就活を始めても、面接でバンバン落とされ、お祈りを散々くらい、これまで持っていた自信を粉々に砕かれてますますダメになっていくパターンが多い印象がありますね。
また、運良く就職できたとしても、うまく会社に馴染めず、すぐにやめてしまい、無職になってしまう、それが2のパターンだと思います。
そして、3は俗に言う面倒くさいタイプで、とにかくこれまで挫折を知らずにトップを走ってきた人が多いので、自信だけは人一倍あります。
そのため、就活をするときも、
私なら大手に決まるだろう
と、自信満々で大手企業ばかりにエントリーし、結果惨敗、そして気づけば無職、という悲しい結果になる人も少なくないですし、私の周りでもポロポロいました。
これが4のパターンですね。
5のパターンは夢を見て破れたパターンだと思いますが、主に東大法学部卒の人は卒業後に法科大学院に進学し、多くの人が司法試験に合格して弁護士になると思います。
しかし、法科大学院からの合格率は2016年では48.1%、つまり、2人に1人も受かっていません。
そして、司法試験は受験資格を得てから5年以内に合格しなければ受験資格を失う決まりになっているので、多くても5回しか受けられません。
では、5回全て失敗した人はどうなるのかというと、新卒採用枠では就職できないので、既卒枠で就職を目指すことになりますが、法科大学院に通っていた年数(2~3年)に加えて、5年間、合計7~8年社会から離れていた人が簡単に就職できるほど甘くはないので、ここで失敗した人は無職になってしまいます。
これが俗に言う、5の「司法試験崩れ」の人達です。
そして、最後の6が私もなりそうになった「博士崩れ」の無職の人達ですが、東大を卒業し、その後大学院に進学して研究して、博士をとったはいいものの、その後のポストが見つからず無職になるというパターンだと思います。
基本的に、大学の研究室には、学生の他に、ポスドク、助教、准教授、教授と偉い人順に肩書きがあるのですが、博士をとったけど、助教のポストに就けず、宙ぶらりんの状態になっているのがポスドク(博士研究員)の人達です。
優秀な人だったり、コネがあったり、タイミングよくポストが空いたりした場合は、博士を取った後にすぐに助教になれる場合があるのですが、ここのステップアップがスムーズに行かないと、ポストを探しつつ、業績を出しつつ、助教のポストを探すことになります。
実際、私も5年の期限付きのポスドクを4年やったのですが、4年目に突入したときにかなり疲れていたのと、5年経ったらどうしようという不安があったのを覚えています。
というのも、助教になれず今のポスドクの期限が過ぎたら、また他の場所でポスドクをやるのか、研究をやめて就職するのか、の2択になるからです。
そして、私のように悩み、ポスドクになった後、特に能力もなく社会に放り出されて無職になるのが6のパターンだと思います。
無職の危機を救ったアフィリエイターという道
研究室での人間関係にかなり疲れて、ポスドク4年目の時は、研究意欲もかなり低下していて、5年目はないと決めていました。
なので、就職して働くのか~、とため息をつきながら考えていたのですが、就活(転職)サイトで案件を眺めていても、どうしても自分の性格的に誰かの下で働くというのは耐えられないと感じていました。
そうなると、自分の力で稼ぐしかないのですが、特に社会にも出ず、研究しかしてこなかった自分にとって、お金を生み出す力はありませんでした。
就職はしたくないけど、自分で稼ぐ力はない・・・
無職になりがちなパターンですよね。
そんなとき、ネットサーフィンをしていて出会ったのが、「アフィリエイトで稼ぐ方法を教えます」という無料のメールマガジン(メルマガ)でした。
まさに偶然の出会いだったのですが、どうせ無料ならと、真剣にというよりは、ダメ元で登録したのを覚えています。
うまく稼げるかわからないけど、やってから判断しようと。
無料なら失敗しても損はないので。
では、なぜアフィリエイトに引かれたかというと、
1. パソコン1台で、時間と場所を選ばず仕事ができる
2. 1人で仕事ができるので、煩わしい人間関係に悩まされることがない
3. 予備知識や能力が必要ないので、今の自分でもできる
という理由からでした。
基本的に朝に弱く、寝坊が好きな自分にとっては仕事の時間を自分で決めることができるのは魅力的でしたし、嫌な人と無理に付き合う必要がないので、不必要なストレスがなくなります。
また、極端な話、パソコンを持っていれば誰でもすぐに始められる気軽さは、そのとき何ができるか悩んでいた自分にとっては、かなり始めやすかったですね。
特に、アフィリエイトは副業として就業時間外にやることができるので、研究が終わった後の時間を利用して始めることができたのも嬉しかったです。
そして、アフィリエイトは2015年の7月に始めたのですが、そのときはポスドクの4年目が終了する2016年3月までにこれで最低限稼げるようになろうと、月収30万円を目標にしていました。
その後は、副業としての収入が2016年3月の段階で目標としていた30万円を達成し、実際には34万円の収入を確保して研究を辞めました。
ちなみに、研究をしていた時の月収が30万だったので、毎日数時間だけの副業で本業の収入を越えたことになります。
そして、その後はアフィリエイトに専念して、2016年9月で2016年度の目標にしていた月収100万円を達成し、月収140万円を稼ぐことができたので、無職の危機に脅えていたポスドク時代の月収30万円の4倍近くの月収に到達したことになりますね。
では、アフィリエイトでなぜここまで状況が一変したかというと、そこにはアフィリエイトの特性があると思います。
まず、パソコン1台でできるということは、初期投資がパソコンの代金とネット通信料だけで済むので、在庫を抱えたりするビジネスなどに比べると、失敗してもリスクが少ないので、非常に身軽に始めることができます。
また、アフィリエイト業界は成長中の分野ということもあり、正しい方法で努力を継続すれば必ずと言っていいほど稼げるので、私を含め、コツコツ型の人には稼ぎやすい分野です。
最近は、東大卒の人でも会社の鬼畜っぷりに潰されて自殺する人もいるくらいなので、そんなに無理して嫌な環境で働くよりは、自分のペースで仕事ができるアフィリエイトはかなり魅力的な分野だと思います。
なので、楽しんで働いて満足のいくお給料をもらっている人はいいのですが、何らかの強いストレスにさらされて心がすり減る生活をしている人は、まずは副業からアフィリエイトを始めてみることをオススメします。
本業以外に収入源を確保すると、いつでも辞められる安心感から、今感じているストレスをきっと減らすことができますよ。
以上のように、私は東大卒でありながら、一般企業や中央省庁といった普通の東大生が進まない道に進んでいますが、どんな道を行くにせよ、楽しんでストレスフリーな生活をおくれると良いですね。