アフィリエイト関連

アドセンスのクリック率が平均より低下している人が見るべき記事

サムネイルこんにちは、アイラです。

トレンドブログにしろ、特化型ブログにしろ、ブログを使ったアフィリエイトの場合、グーグルのアドセンスを収益源にしている人は多いですよね。

そして、そんな人達が1度は悩むのがアドセンスのクリック率の低下ではないでしょうか。

では、そもそもアドセンスのクリック率の平均はどれくらいで、低下しているクリック率を上げるにはどのような改善策があるのでしょうか。

そこで今回は、アドセンスのクリック率の平均を下回っている人がやりがちなミスや劇的に収益を改善する対策についてご紹介しようと思います。

アドセンスのクリック率の平均はどれくらい?

アドセンスのクリック率とはCTR(Click Through Rate)とも言われますが、簡単に言えば、PV数あたりのクリックされた数のことで、アドセンス広告のクリックのされやすさを表しています。

また、ジャンルや季節によりクリック率は変動するため、平均といっても様々ですが、1つの目安になるのが1%という数値で、100ページ(100PV)の記事が見られたときに1回広告がクリックされるというイメージですね。

1クリック / 100PV ×100(%) = 1%

なので、一般的に、平均的な広告単価30円を用いてPV数から予想される収益を計算する時に、

PV数×クリック率(1%)×平均広告単価30円 = 0.3 円

というような式を用いて、1PVから稼げる収益を予想することが多いのです。

したがって、利益を上げようと思った時に、考える必要がある要素は主に3つで、

1. PVを上げる

2. クリック率を上げる

3. 広告単価を上げる

について考えていく必要があります。

そこで、本記事のメインテーマであるクリック率について考えてみると、

仮に、広告単価が30円のブログで、1日のPV数が3000まで成長してきたときの1ヶ月(30日)の収益を考えてみると、

・クリック率が0.5%だった場合

3000(1日のPV数)×0.5%(クリック率)×30(広告単価)= 450円(1日の収益)

450円×30日=13500円(1ヶ月の収益)

・クリック率が1%だった場合

3000(1日のPV数)×1%(クリック率)×30(広告単価)= 900円(1日の収益)

900円×30日=27000円(1ヶ月の収益)

のようになり、13500 円の差はかなりのものですよね。

そして、これはPV数が稼げるブログになればなるほど、大問題になってきます。

なので、やはりクリック率はどんなに悪くても平均の1%よりは上回っていたいものですね。

では、クリック率が平均を下回っている時に考えられる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

アドセンスのクリック率が平均より低下している時に考えられる2つの原因

アドセンス広告の最適な広告配置とは?

アドセンスのクリック率について考えるときにまず思い浮かべるのは、広告配置ではないでしょうか。

広告をサイドバーに配置してみたり、記事下に2つ並べて入れてみたりなど、いろいろな広告配置が考えられるので、何が正しいのか悩んでしまいますよね。

ただ、広告配置はブログにより最適なものが異なるので、ベストな答えを提示するのは難しいのですが、最近はスマホユーザーが増えてきて、スマホからのアクセスが大部分を占めている場合は、最適な広告配置は1つだと思います。

つまり、続き(moreタグ)のところ、記事中、記事下にそれぞれ配置することです。

1. 広告配置

なぜかというと、スマホの場合、サイドバーは記事下のはるか後方に配置されてしまいますので、サイドバーにアドセンスを配置しておいても見られる確率は大幅に低下してしまいます。

したがって、記事の区切れの良いところにアドセンス広告を配置するのですが、記事を読む読者の心理を考えてみると、記事の内容よりも広告が気になるのは、主に記事を読み終えて満足した後になるので、記事下の広告のクリック率がやはり高くなります。

そのため、いかにして記事下の広告をクリックしてもらうかということが、クリック率を改善する上で非常に重要なポイントになってきます。

しかし、広告配置以外にも見落とされている原因があります。

あなたのブログにはユーザーに合った広告が表示されていますか?

アドセンス広告に限ったことではありませんが、広告は読者が興味をもった時にクリックされます。

したがって、読者の興味を引かない広告が高頻度で表示されていたのでは、やはりクリック率が低下していますますよね。

実際、どんなブログでも、ブログに合った読者が存在します。

なので、ブログに良く来る読者の傾向をしっかり把握して、クリックされやすい広告を優先して表示させる必要があるのです。

以上、クリック率が平均より低下している時、主に2つの原因があることが分かったと思いますが、どのようにそれを平均以上になるように改善すれば良いのでしょうか。

アドセンスのクリック率を平均まで上げる具体的な改善点!

アドセンスの広告配置でやりがちがミスに要注意!

先ほど、アドセンス広告をクリックしてもらうためには、記事下の広告をクリックしてもらうことが重要だと述べましたが、実際に私もやってしまったミスについてご紹介いたします。

先ほど紹介した広告配置はいろいろな記事で紹介されているので、実際に私も自分のブログのクリック率が低かった時に試しました。

しかし、クリック率が全然1%以上になりませんでした。

そこで、気づいた大事なポイント、それは、記事下直下に広告を配置するということです。

つまり、記事の下ならどこでもいいかというとそうではなく、記事の最後のすぐ下に広告を配置する必要があるのです。

というのも、私は記事下に内部リンクを配置してサイト内の回遊率を高めようと思っていたのですが、このようにしてしまうと、広告ではなく、内部リンクが先に読者の目に入るため、広告がクリックされずに次の記事の方へ読者が移ってしまうのです。

すると、次の記事を読んでくれるのは嬉しいのですが、結果的に広告を目にする頻度が低下してしまい、クリック率の低下につながってしまうのです。

実際、私はこのミスに気づいてから記事下直下に広告がくるように配置をやり直したところ、クリック率が1%を越えるようになりました。

なので、記事下直下、ホントに直ぐ下にアドセンス広告を配置するようにしましょう!

ただ、ここで意外と忘れがちな大事な前提があります。

それは、記事が最後まで読まれているということです。

つまり、クリック率が一番高い記事下の広告まで読者を誘導してくるためには、記事下までしっかり読んでもらう必要があります。

したがって、途中で読者に離脱されないきちんとしたコンテンツになっていることが大前提なのです。

実際、最初の頃に作ったため、コンテンツがへなちょこなブログも持っているのですが、そのブログでは広告配置が最適なものになっているにも関わらず、クリック率が1%に届いていません。

したがって、読者をしっかり満足させるコンテンツを提供するということは、クリック率を高める上でも非常に大事なポイントになります。

ただ、これはすぐに改善できることではないので、少しずつコンテンツのレベルを上げて、しっかり最後まで読んでもらえる記事を書くように心がけていくしかありません。

読者に合った広告を優先的に表示させる方法

アドセンスの広告には様々なカテゴリがあるのをご存じですか?

大きく分けると、「一般カテゴリ」と「デリケートなカテゴリ」があり、

グーグルアドセンスのサイトの「広告の許可とブロック」をクリックすると

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「一般カテゴリ」と「デリケートなカテゴリ」が表示されます。

画像3

そして、「一般カテゴリ」にはスポーツや健康といった、身近なカテゴリがあり、「デリケートなカテゴリ」には宗教や黒魔術といった、デリケートというか、怪しいカテゴリも並んでいます。

そこで、これらの中から、ブログにあったカテゴリの広告だけを表示させるようにするのですが、「一般カテゴリ」は変更しない方が良いので、あくまで変更を加えるのは「デリケートなカテゴリ」になります。

具体的には、「デリケートなカテゴリ」をクリックした後、右端に表示される、「収益額の割合(過去30日間)」というところを見て、ここの数値が少ない(目安は1%以下)の広告をブロックします。

すると、収益率の低い、すなわち、クリックされにくい広告が表示されなくなり、他の収益率の高い(クリックされやすい)広告が表示されるようになりますので、結果的にクリック率が改善されることになります。

ただ、ここで1つ気を付けた方が良いのは、「一般カテゴリ」を同様の基準で変更してしまうと、クリック率が低下する現象が認められたので、変更するのはあくまで「デリケートなカテゴリ」に留めた方が良いでしょう。

まとめ

今回はクリック率の改善についてご紹介しましたが、平均のクリック率1%に届かない原因としてあげられる主な要因は、広告配置コンテンツ表示される広告、でしたね。

このうち、広告配置と広告表示については変更すればすぐにクリック率改善につながりますので、配置や表示で違う方法をとっていた方は試してみると良いのではないでしょうか。

また、コンテンツについては即効性がないのでやる気が起きないかもしれませんが、ブログの長期運営やPV数の増加にも関連することですので、見て見ぬふりをせず、コンテンツのレベル向上にも取り組んでいくと良いと思います。

アドセンスのクリック率は収益を大きく左右する大事な要素になりますので、これを機会にしっかり改善し、1%と言わず、それ以上の数値を目指していきましょう。